ウインドサーフィンのレース
今回はすごく簡単にウインドサーフィンのレースについて説明します!
ウインドサーフィンの種目は、波に乗るウェイブパフォーマンスやフリースタイルなどたくさんありますが、
日本学生ボードセイリング連盟に所属する大学生は皆、アップウインドレースのテクノ293クラスでレースをします!
テクノ293クラスというのはウインドサーフィンの道具の大きさのクラス分けみたいなもので、
他にもテクノよりひとまわり大きい国体艇クラスやRS:Xクラスなどがありますが、別に覚える必要はありません
自分が乗っているのはテクノだということだけ知っていればOKです
大会は、風上に打たれたマークと風下のマークを2周して、フィニッシュラインというラインを通ってフィニッシュになります!
スタートのしかたは、本部船と呼ばれる船とアウター船と呼ばれる船があり
その2つの船を結んだ線がスタートラインになり、その線を出てスタートになります!
スタートする前にブーという音と共に本部船から
何分前ですよという合図の旗が上がるので
その旗と音を元に自分の腕時計のストップウォッチで時間を合わせます
(ちなみにウインドサーフィンしている人は皆、腕時計をつけています)
そしてスタートの合図と共にスタートします!
スタートする合図の前にスタートラインをでてしまった時は、リコールといって、なんらかのペナルティーがあります
スタートして、最初に上マーク(風上に打っているマーク)に向かいます
しかしウインドサーフィンは風が吹いている方向に真っ直ぐ進むことができません!
正確には風が吹いている方向を基準に左右45度ずつ進むことができません
つまり、90度進むことができない方向があります
その進むことができない方向をデッドゾーンといいます
そのため、上マークまではジグザグで進みます!
そして上マークまで着いたら反時計まわりに回航して次は下マーク(風下に打っているマーク)を目指して、進みます
下マークに向かう時は、真っ直ぐ進めますが
速く進むためにあえて、少しジグザグで進むことがあります
下マークに着いたら反時計まわりに回航して、
もう一周するんですが、
レースによっては下マークが2つあり、反時計まわりにまわるか時計まわりにまわるか選べるレースがあります
下マークが一つしかないのをソーセージ型といい
下マークが2つあって、時計まわり、反時計まわり選べるのをゲート型といいます
(2周目の下マーク回航の際は反時計回りの方をまわります)
そしてフィニッシュマークというマークと本部船の間を通ったらフィニッシュです!
今回は非常に簡単にレースについて説明しました!