下り!
今回は下りについて書きます
ウインドサーフィンは最初は風に向かって進みますが上マークを回航したら
風向きと同じ方向に向かって下ります
まず、回航したらボードの後ろの方に立って、ダガーをしまいます
(もしくは回航少し前にダガーをしまいます)
ダガーをしまうことで水の抵抗を減らします
次にアウトラインを緩めます
アウトラインを緩める理由は、下りは上りと違い、風を流す必要がないので
アウトラインを緩めることでセイルに、より風をはらませることができるからです
下りの漕ぎ方は大きく分けて3つあり
風が弱い時は8の字漕ぎ、中風の時は一漕ぎ(いちこぎ)、強風はアンダーです
簡単にそれぞれの漕ぎ方の説明をすると
8の字漕ぎは、まずセイルを引き込みます
引き込むとボードは上ってしまうので
引き込んだあと、そのままブームを一回離してエンドのほうを持ってボードを下らせます
それを繰り返します
ちなみにセイルを引き込む時はボードが上るのでラフ漕ぎ
ボードを下らせる時はベア漕ぎといいます
一漕ぎはブームの持つところを変えずにラフ漕ぎベア漕ぎを繰り返します
アンダーは説明が難しいです(笑)
すみません
私は下りがかなり遅いので、下りのコツは説明できませんが
よく先輩に、8の字漕ぎ、一漕ぎはセイルをなるべく自分から遠くにしてから引きこむということをアドバイスされます
また自分から遠くにセイルをおくと、前に吹っ飛ばされやすくなるので
吹っ飛ばされないようにお尻を落として風に耐える姿勢をつくることが大事とよく言われます
引き込こみすぎるとセイルから風が抜けてしまうので
セイルに常に風を孕ませるために引き込みすぎないようにして
引き込んだ風をベア漕ぎに使うということもよくアドバイスされます
アンダーはストパンと同じように、上手い人は引き込む前のお尻の位置がセイルと遠いです
下りは、8の字漕ぎ程の風だと真っ直ぐ下った方がいいと思いますが
一漕ぎ、アンダーを漕げる風だとあえて真っ直ぐ下らせないで少し上ってしまっても艇速を出すほうがいい時もあります
ちなみに私は、はじめて一周できた時のレースの下りは全く真っ直ぐ下りませんでした(笑)
今でも真っ直ぐ下らせようとしても少し上ってしまうことがあります
そんな時、先輩によく言われるのはベア漕ぎをしようとし過ぎないで
(先程も書きましたが)ラフ漕ぎの時にセイルを遠くにおいて
風をよりつかんでから、その風でベアさせることを意識することが大事とアドバイスされます
以上が下りの説明でした!
私も下りがはやくなるように頑張ります!