回航!
上マーク、下マークを回ることをウインドサーフィンでは回航と言います
今回は回航について書きます
まず、上マークを回航する時の説明をします
上マークを回航する時は大きく分けて2パターンあると思います
- スタボで上マークにアプローチしてそのまま回航
- ポートで上マークにアプローチしてタックしてすぐに回航
この2パターンです
スタボでそのまま回航する時はセイルをベアする時のように前に出して(ブームのエンドのほうをもつ)セイルに風がはらむようにします
そしてボードの後ろの方に立ちます
後ろに立つことでセイルに入る風のパワーを前に進む力からボードを回す力に変えます
風が弱いもしくは中風の場合、かなりボードの後ろに立たないとタイトにまわれません
ボードがしっかり風下に向いたらすぐに元の位置に戻ります
ただ強風の場合、後ろに立ちブームのエンドのほうを持って回航しようとすると風の強さに耐えられなくなって吹っ飛ばされます(笑)
私は強風の時の回航は未だ上手くいったことはありません
先輩によると身体をくの字にして耐えるようにすれば強風でもタイトに回航できるようになる
とのことですので身体をくの字にすることを意識して上手く回航できるように頑張ります
ポートからアプローチしていってタックしてすぐに回航に入るのも
スタボでアプローチしていくのとあまり変わらないです
タックしてからベアする時にそのままボードの後ろに立ってボードを下らせます
ちなみに上るときはダガーを出して、下るときはダガーをしまいます
そのため回航前ぎりぎりか回航中、もしくは回航後すぐにダガーをしまいます
上マークまでのアプローチに余裕がある場合は回航前にダガーをしまって
上マークを回れるかぎりぎりのアプローチの場合は回航中もしくは回航後すぐにダガーをしまえばいいと思います
新品のダガーは固くて出し入れがしずらいかもしれませんが使っていくうちに出し入れしやすくなると思います
上マークの回航はすぐにできる人と苦手な人に別れるかもしれません
しかし、苦手な人もある程度乗れるようになったらすぐに練習してできるようにしたほうがいいと思います
なぜなら、回航ができないと順位が下がってしまいますし
上マークのところで沈してしまうとみんなの回航の邪魔になってしまうからです
また、大会では上マークにボートがいてボートにいる人がインスタライブなどで配信していることが多いので、
ずっと回航できなかったらボートの人にみられて恥ずかしいです(笑)
上マークを回航する時の説明は以上です
次に下マークの回航の説明をします
下マークの回航のパターンも2パターンあると思います
- ポートでそのまま下マークを回航する
- スタボで下マークまでアプローチしていきジャイブしながら回航する
の2パターンです
ちなみにこれはソーセージ型のレースを想定しています
ゲート型で右の下マーク(下り時の自分からみて)を使う場合は上のパターンのスタボ、ポートが逆になります
ポートで下マークを回航する時はそのままセイルを引き込んでいけば簡単に回航できると思います
逆にスタボで下マークにアプローチしていきジャイブしながら回航するのは少し難しいです
私は下マークで回航する時なるべくポートで回航できるように
スタボでアプローチしていたら下マークの少し前でジャイブしてポートにすることが多いです
(もちろん場合によってはスタボで回航した方がいい時もあります)
また、強風時にジャイブしながら回航する場合は、強風時の上マーク回航と一緒でくの字になると耐えれるらしいです
以上が回航についての説明でした
回航は、乗り方と一緒で風の強さによって回航する時の体勢を変えます
私も強風時でもタイトに回航できるように頑張ります!