タック!
ウインドサーフィンでは、風が吹いている方向にまっすぐ進めないので
風上に向かう時、方向転換を繰り返しジグザグで進んでいきます
その方向転換する時にタックをします!
タックとは元々右手前、左手後ろだったら逆の位置に動いて左手前、右手後ろにうつりかわることです
ちなみにウインドサーフィンでは右手前で乗っている時をスタボ、左手前で乗っている時をポートと言います
最初はこんがらがることもあると思いますがルールにも関わってくるのでしっかり覚えておいた方がいいです
タックができないと毎回セイルを落として
セイルアップしてからまた乗るとなるのでかなり不便です
またレースでもタックの速さがかなり重要になると思います
それではタックのやり方を簡単に説明します!
風上に向かってスタボ(右手前)でクローズ(最も風上に進める角度)で進んでいる時にタックをする時を例にすると
まず、ブームのエンド(後ろ)を下げてセイルをひきこみます
するとボードが風上の方に向いていきます
原理としてはベアの逆です
(風上にボードを向けることをラフといいます)
そうすると、ボードがデッドゾーンに入り進まなくなります
そしてスタボからポートになるように逆の位置に移動します
キャンバーを返します
そしてポートの位置になったらベアしてボードを風下に向けてデッドゾーンから抜ける
という流れです!
ボードを風上に向ける時はベアと逆に後ろ足に加重するとすぐに風上に向きます
逆の位置に移動するのが最初の内は、難しいと思います
私は何度も沈しました(笑)
最初の内は、ゆっくりでいいのでタックできたらいいと思います
そして慣れてくる先輩の手や足の動かしかたをみて真似するとどんどんタックが速くなると思います
私は最初のほうは、タックするときに何度も足を踏みかえてタックしていました
しかし、3歩でタックすることを意識するようになってから
それ以前と以後でかなりタックの速さが変わったので
参考になれば嬉しいです
またタックを速くしようとしてボードがしっかり風上に向いてない状態でうつりかわってしまうとセイルに風が入らず
逆に裏風があたってしまって沈してしまうので
タックの時はうつりかわるまえにしっかりボードを風上に向けることも大事だと思います!
特に微風の時は、しっかり風上にボードを向けないと風が弱いのでベアしても全然風下に向きません
また、最初のうちは、キャンバーが返せない時があると思います
しかし、慣れてくるとキャンバー返しは簡単にできるようになり
キャンバー返しとベアを同時にやるとよりはやくボードをデッドゾーンから抜けさせることができると思います
以上がタックの説明でした!
タックを練習中の方が少しでも参考になれば嬉しいです!